ピンクゴールド

ピンクゴールドの素材

ピンクゴールドの指輪は、金に銅を加えることで柔らかく、女性らしいピンク色に輝きます。発色が強くないため、落ち着いた指先を演出できると年々、人気が高まっている種類の1つです。メーカーによっては、パラジウムを加えることで、より柔らかみのあるピンクを表現しているものもあります。

ピンクゴールドの相場

ピンクゴールドなど金を使った指輪は、比較的にリーズナブルな価格になっています。同じデザインのものの場合、素材別に見ると、プラチナが最も高く、次がゴールド、続いてピンクゴールド、シルバーといった順になるのが一般的。ただし、プラチナやゴールドは純度によって値段が変わるので注意しましょう。

ピンクゴールドで低価格帯のものだと1万円台から購入することが可能。ハイブランドのものでもピンクゴールドならば安く手に入れることができるかもしれません。

メリット

ピンクゴールドのメリットには、次のようなものがあります。

強度が高い

ピンクゴールドは、ゴールドに銅が混ぜ合わせてあるので、強度が高く曲がりにくくなっています。

価格がリーズナブル

先ほど紹介しましたが、ピンクゴールドは、リーズナブルな価格で購入できます。同じようなデザインのものの場合、プラチナの7割程度の価格で購入することが可能です。

リペアしやすい

ピンクゴールドは、リペアすると輝きを取り戻すことが可能です。プロの方にメンテナンスを依頼しても、3,000円前後で済みます。

デメリット

一方、デメリットは次の通りです。

サイズの調整が困難

ピンクゴールドは、銅が配合されているので、耐久性が高い一方、加工をするのが難しくサイズ調整しにくい点がデメリットです。購入する前にきちんとサイズの確認をするようにしましょう。

変色の可能性

ピンクゴールドに配合されている銅は、酸化しやすく酸素や油分、硫黄などに触れると化学反応しやすい特徴があります。このため、普段の生活で使用することの多い、化粧品や入浴剤のほか、皮脂や空気などの影響で黄色くなったり茶色に変色する可能性があります。

手入れの方法

ピンクゴールドの指輪の手入れで重要なのは、酸化をさせないこと。使用した後に、セーム皮や柔らかい布で一拭きするだけで全然、違います。また入浴する際は、外すようにしましょう。特に温泉に入る場合は、注意が必要です。

普段使いする場合は、傷つきやすい材質に触れる機会がある場合は、こまめに外すようにし、特別な時にだけ着用する時は、使ったらすぐに外し、1つずつ区切って収納できる容器に入れるようにしましょう。