【特集】幸せになるダイヤモンドの選び方

初めて婚約指輪選びをするふたりへ
幸せになるためのダイヤモンドの選び方

ダイヤモンドの価値はブランドではなく石そのもの

ダイヤモンドの価値はブランドではなく石そのもの

天然の物質としては、地球上で最も硬い鉱物であるダイヤモンド。二人の固い絆を表すのにふさわしい宝石です。その美しさは、石そのものの透明度やカットなどに左右され、鑑定書によって詳細にランク付けされています。ともすると、指輪を購入するショップがハイブランドであるかどうかに注目しがちですが、実はダイヤモンドの品質にはブランド名はそれほど関係ありません。

ハイブランド=高品質 ノーブランド=低品質 ではない

ハイブランドなら必ず高品質でノーブランドなら品質に問題がある、というわけではありませんし、石そのものの品質を自らの目で見極めることが大切。品質の見極め方、選び方の指針となるのがダイヤモンドの鑑定書です。鑑定書には、その石の価値を決める情報がしっかりと書かれています。

ダイヤモンドの価値を決めるもの

ダイヤモンドの品質を決定する要素としてよく知られているのは、4Cと呼ばれる評価基準。「色(Color)」、「重量(Carat)」、「透明度(Clarity)」、「形のバランス(Cut)」の4つ。それぞれのグレードが高ければ高いほど、価値の高いダイヤモンドであることが証明され、この4Cについて細かく記載されているのが、いわゆる鑑定書です。 選ぶ際に注目しがちな4C以外にも、ダイヤモンドの価値を決める要素がいくつかありますので、詳しく解説していきましょう。

ダイヤモンドの個性を分かりやすく示す国際的な評価基準「4C」

それでは、ダイヤモンドの品質を細かくグレーディングする「4C」について、見ていくことにしましょう。重さと色、形と透明度という4つの要素をそれぞれランク分けし、その石の個性を見極める基準となります。

ダイヤモンドの個性を分かりやすく示す国際的な評価基準「4C」

研磨(Cut)

原石をどのように加工したか、その仕上げの良し悪しは、ダイヤモンドの輝きや美しさに大きく影響を及ぼす重要な要素です。 カットを総合的に評価するプロポーション、研磨状態を評価するポリッシュ、左右対称性を評価するシンメトリーという要素があり、最高ランクのEXCELLENT(EX)から、VERY GOOD(VG)、GOOD(G)、FAIR(F)、POOR(P)まで5段階でグレーディングしています。3つの要素でいずれも最高位のエクセレントと評価されたものは、特に「トリプルエクセレント」とされ、最も美しく加工されたダイヤモンドという証明になります。

重量(Carat)

Carat(カラット)はダイヤモンドの重さを測る単位で、1カラット=0.2グラムとなっています。質量によって石の大きさも決まってくるため、1カラットが直径約6.5ミリメートルとなり、サイズを測る目安ともなります。

色合い(Color)

ダイヤモンドは無色透明というイメージが強いですが、実は黄色味を帯びた色合いのものも多く存在します。この色合いを、薄い黄色(S~Z)から無色(D~F)までグレード分けしたものがColorです。無色のダイヤモンドの中では、D・E・Fが最も高いランクのものと言えるでしょう。逆にイエローやピンク、ブルーなどファンシーカラーのダイヤモンドもあります。

透明度(Clarity)

石の中に内包物(インクルージョン)があるかどうか、外部の傷(ブレミッシュ)があるかなどを判定してグレード分けしたものです。最も高いグレードはFL(フローレス)と呼ばれ、10倍の倍率で見てもインクルージョンやブレミッシュが見えないものを言います。次にIF(インターナリーフローレス)、VVS1およびVVS2(ベリーベリースライトリーインクルーデット)、VS1およびVS2(ベリースライトリーインクルーデット)と続き、最後はI1〜I3(インクルーデット)とランクされ、内包物が容易に確認できるものまであります。

ダイヤモンドの輝きを左右するカットの技術

カラーやクラリティは原石の質によるものですが、ダイヤモンドの美しさを職人の技術によってより鮮明に引き出すことができるのはカッティングです。インクルージョンが見られるような石でも、カットの技術によって目立たなくすることも可能ですし、品質が抜群に良い石でもカットの技術が悪ければ輝きを失ってしまいます。4Cの中でも最も重視されるのが、このカットであるとも言われているのです。

美しさを引き出すカッティングの種類

ダイヤモンドの美しさを大きく左右するカットの方法にはいくつか種類があり、ジュエリーのデザインやセッティングにも大きく影響します。 ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すカットとして最も有名なのは、ラウンドブリリアントカット。いわゆるダイヤモンドリングによく使われる方法で、仕上がりは58面体となります。ほかのカットよりも多く削らなければならないため、大きな原石に適した方法と言えますね。ほかに、角を落した長方形にカットするエメラルドカット、角を落さずに長方形にカットしたバケットカット、17面にカットしたシンプルなシングルカットなどがあります。

世界三大カッターズブランド

ダイヤモンドジュエラーの中でも、カットが得意なことで有名なブランドがいくつかあります。日本では、それらのブランドを3つピックアップして「世界三大カッターズブランド」と呼んでいます。 74面のロイヤル・アッシャー カットを生み出したイギリスのブランド「ロイヤル・アッシャー」、史上二番目に大きなヨンカーダイヤモンドをカットしたことでも知られる「ラザールダイヤモンド」、サークル・オブ・ラスターという研磨技術を生み出したオランダの「モニッケンダム」の3社を指します。

ダイヤモンドなら注目必須 もう1つの評価「輝き」

ダイヤモンドの価値は輝いてこそ。なぜなら、ルビーヤサファイヤ、エメラルドなどは色を楽しむ宝石ですが、無色のダイヤモンドは輝きを楽しむ宝石だからです。 高い技術でカッティングされたダイヤモンドは、より美しく輝くものです。輝きはダイヤモンドを選ぶ際の大切な要素であるのにも関わらず、これまでの4Cだけでは輝きの良し悪しを正確に評価することはできませんでした。しかし、新しく開発されたシステムによってダイヤモンドの輝きを化学的に評価できるようになりました。ここでは、輝きを評価する新しいシステムについて紹介しましょう。

輝きを正確に評価できるサリネ・ライト パフォーマンスレポート

イスラエルのサリネ テクノロジーという企業が開発したシステムで、ダイヤモンドの輝きを4つの要素に分け、それぞれを個別に測定して9段階のグレードで判定するもの。

サリネ・ライトによる輝きの評価

引用元:銀座ダイヤモンドシライシ公式サイト
https://www.diamond-shiraishi.jp/brand_quality/diamond_quality/

  • 白色光の輝き「Brilliance(ブリリアンス)」
  • 虹色の輝き「Fire(ファイア)」
  • キラキラとした輝き「Sparkle(スパークル)」
  • 光の分布の対称性「Symmetry(シンメトリー)」

の4種類の輝きを測定して棒グラフで記載。それぞれの評価は、ExceptionalとVery High、High、Standard、Minimumの5段階となります。 総合評価は、Low、Premium、Classic、Ultimateの4種類あり、4つの輝きの評価がすべて最高となると最上ランクのUltimateと証明されます。

サリネ・ライト パフォーマンスレポートを採用しているブランド

このサリネ・ライトによる輝きの評価システムは、すべてのダイヤモンドジュエラーが採用しているわけではありません。導入しているブランドはいくつかありますが、代表的なところをいくつか紹介しましょう。

「エクセルコダイヤモンド」

世界で初めてサリネ・ライト パフォーマンスレポートを採用したのが、エクセルコダイヤモンドです。元々、サリネ社がこの評価システムを開発した際、エクセルコのダイヤモンドの質が良いと業界内でも評判が高かったことから、システムのテストをエクセルコへ依頼したのが最初なのだとか。 サリネ社が世界中のダイヤモンドを約1万ピース計測したところ、エクセルコのダイヤモンドは最高ランクの評価を得るものが9割を超えたといいます。

「銀座ダイヤモンドシライシ」

2013年にサリネ・ライト パフォーマンスレポートを採用し、現在ではスマートフォンからアクセスできるデジタル鑑定書を発行しています。4Cの評価とサリネ・ライトによる評価のデータをクラウド上に保存しており、店頭で画像と鑑定書の両方を見ながら選ぶことができます。

「ケイ・ウノ」

独自のサリネプロファイルという機能を導入しています。サリネ・ライトによる測定の結果や分析結果、従来の4Cグレードなどのデータなどをネット上にアップし、スマートフォンやタブレットからアクセスできるようにしているそうです。3Dルーペを使った画像もアップされていて、360°回転やズームをしながら細かなところまで確認して選ぶことができます。

ダイヤモンドの産地・流通経路を知る

あまたある宝石の中でも最も人気が高いダイヤモンドは、あらゆる思惑が交差するマーケットで取引され加工されて、私たちの手元へ届きます。ここに至るまでの経路や産出された土地などに倫理的な問題があったとしても、消費者がうかがい知ることができない、という難しさがあるのです。

例えば、ダイヤモンドの産地であるシエラレオネやリベリア、アンゴラなどアフリカの国々では、採掘された宝石が紛争当事者の資金源になっており、このようなダイヤモンドのことを「ブラッドダイヤモンド」、「紛争ダイヤモンド」などと呼んでいます。現在では、ダイヤモンドの調達先をはっきりさせたり、紛争地からのダイヤモンド取引を行わないようにする取り組みが世界規模で行われていますが、消費者自身が見極める手段を考えておく必要があるでしょう。

流通の3割がリサイクルダイヤモンド!?

また、ダイヤモンドの流通経路には不明な点もあり、一度ジュエリーに加工して販売されたものが、リサイクル業者などに引き取られて石だけをはずし、別のブランドへ卸して再販されたり、リカットされたりすることもあるそう。このようなリサイクルダイヤモンドは、世界中で販売されているダイヤモンドの3割近くを締めるだろうと推定されています。 生涯大切に身につけたいダイヤモンドの美しい輝きの裏に、不確かなものや少しでも不正な陰があるものを選ばないよう、消費者の私たち自身が知識を持っておくべきですね。ここでは、ダイヤモンドの流通経路や産地を正確に知るための手段について解説していきましょう。

紛争ダイヤモンドではないことを証明するキンバリープロセス証明書

ダイヤモンドの産地となっている国の政府や国際ダイヤモンド業界などが中心となって、紛争ダイヤモンドを市場から締め出すために行っているのが、キンバリープロセス認証制度です。
ダイヤモンドの原石を輸出入する際に、船積みした地域やその国で発行された証明書(キンバリー・プロセス証明書)を添付しなければならず、その証明書には紛争地域で産出されたものや、不正に取引されたものではないことが明記されます。また、輸出入は密閉された容器で行われなければならない、非参加国への輸出入は行わない、といった細かな取り決めがあります。 キンバリープロセス認証制度は、加工する前の原石に対する認証制度ですので、加工後のダイヤモンドに関しては対象外となります。

原石から加工までが明確に分かるダイヤモンドジャーニー

ダイヤモンドジュエラー「エクセルコダイヤモンド」では、サリネ・ライトによる輝きの鑑定結果をオンラインで確認できると共に、その石がカッティングされる前の原石の姿までを網羅した、ダイヤモンドジャーニーというサービスを世界で初めて採用しました。
カットされ現在の姿になる前に、どのような形の原石で産出され、どのような加工が施されてきたのか、ダイヤモンドがたどった道をそのまま見ることができ、信頼できる石であることが消費者の目でしっかりと確認できるわけです。

ダイヤモンドの価格はどう決まる?

ダイヤモンドはなかなか産出されない希少な石であり、珍しいものだからこそ価値があり、高い値段で取引されるのだ、と考えている人はいませんか?  実はその考えは、少し間違っているのかもしれません。ダイヤモンドの価値、価格を決めているものとは何なのか、詳しく解説しましょう。

ダイヤモンドの価格を決める仕組み

採掘されただけのダイヤモンドの原石はまだ石ころであり、それほど高い価値があるわけではありません。原石をカットし、研磨をしていくことで輝きが生まれ、宝飾品ように加工を施されるたびに価値が上がり、価格も高くなっていきます。また、流通経路を経るうちに卸業者や小売業者など企業のマージンが加算され、さらに価格が高くなっていく仕組みとなっています。
さらに、ほかの資源相場と同様に、ダイヤモンドの原石を供給する企業が流通量を調節して原石の相場が下落しないように調整していることも、ダイヤモンドが高価格を保っている一因となっています。

ダイヤモンドの産地

ダイヤモンドは地球内部のマントルに起因する火成岩、キンバーライトという鉱物に含まれていることで知られています。キンバーライトは古い地層構造にしか存在せず、地表近くに古い地層構造がみられる、アフリカ大陸の南側諸国、ユーラシア大陸北部のロシア、オーストラリア、北米大陸のカナダなどでダイヤモンドが採掘されています。 2000年代に入ってから最も多く産出されているのはロシアで、次いでボツワナ、コンゴ民主共和国、オーストラリア、南アフリカ共和国などが挙げられます。

ダイヤモンドの4大市場

多くのダイヤモンドが取引される4大市場と呼ばれているのは、アメリカ、ベルギー、イスラエル、インドです。なぜこの場所にダイヤモンドが集まるのかと言うと、この4か国にはダイヤモンドを研磨する企業、技術者が多く集まっているから。世界4大市場は、言い換えれば世界4大研磨地ということになります。

世界中のバイヤーたちは、この4つの市場へ研磨済みのダイヤモンドを求めて買い付けに訪れます。以前は、取引されるダイヤモンドの品質によって市場を差別化していたようですが、現在はインドが最も有力な市場とされており、高いグレードのものから低いものまで、ほぼすべてのグレードのダイヤモンドをインドで仕入れることができるそうです。

ダイヤモンドの流通ルート・デビアスルートとは

現在流通しているダイヤモンドの多くは、南アフリカ発祥でロンドンに本社を持つ採掘会社デビアスが、世界中の鉱山から採掘して集めた原石です。以前は世界の原石の8割をデビアスが握っていると言われていましたが、現在はデビアスが把握していないロシアやオーストラリア、中国などの流通ルートが存在するので、デビアスがコントロールしているのは4〜5割程度であるとされています。

デビアスが採掘した原石はロンドンに集められて選別され、年に10回ほど行われるサイトという販売会で、サイドホルダーと呼ばれる大手ジュエリーメーカーやカットを行う企業へ売却されます。デビアスの原石を仕入れることができるサイトホルダーは世界で80社ほどですが、日本のメーカーではTASAKIがこの資格を持っています。また、日本でダイヤモンドジュエリーの販売を行っているメーカーの中では、ベルギーのエクセルコもサイドホルダーの資格を有しているメーカーのひとつです。
サイトで販売された原石は、4大市場と呼ばれるインドやベルギー、イスラエル、アメリカへ運ばれて研磨されたあと、そこへ買い付けに来たバイヤーによって世界中へ流通するわけです。

デビアスの原石を仕入れられるサイトホルダーの特権

サイトでは、サイトホルダーが1つ1つ選り好みして原石を仕入れられるわけではありませんが、一定の条件を提示するとそれに見合うような原石をまとまった数仕入れることができます。ジュエリーメーカーがまとまった数の原石を仕入れて自社で研磨、加工までを行うことができるということは、中間で発生する卸業者や研磨業者のマージンを削減して販売価格へ反映させることができますし、出どころのハッキリしているクリーンなダイヤモンドを販売できるというメリットがあります。

例えば、人気ブランドのティファニーが取り扱っているダイヤモンドのうち、原石から仕入れているものは60〜75%であると公表していて、その産地も顧客へ提示するサービスを行っています。また、ベルギーのエクセルコが「ダイヤモンドジャーニー」という原石からカッティングの過程までを公開するサービスが行えるのも、このサイトホルダーであるからこその特権であると言えるでしょう。

ダイヤモンドの格付け

ダイヤモンドを扱うジュエラーは世界中にあまたありますが、その中でもトップと称されるブランドは、日本でも人気のあるティファニーやハリー・ウィンストン、グラフなどが挙げられます。

トップクラスに選ばれているジュエラーは、デザインやブランドのイメージ、ショップの雰囲気、サービスなど総合的に評価されている部分が大きいでしょう。しかし、一生涯に渡って身につける婚約指輪を選ぶにあたっては、扱っているダイヤモンドの品質の高さ、カットの美しさなど、ブランドイメージだけではない本質に注目すべきではないでしょうか。

そこで、ジュエリーブランドとしての格付けと、純粋にダイヤモンドの質が高いことで評価されるダイヤモンドブランドとしての格付けの両方を比較してみましょう。 ここでは、2011年に発表された「United Brands Lists Top 10 Industry Brands For 2011(米国ダイヤモンドトレーディング調査会社IDEX社調べ)」の中から、トップジュエリーブランドの格付けランキングを紹介します。

ダイヤモンドブランドとして評価できるブランド10選

一方、トップダイヤモンドブランドとしてランクインしているのは、ラグジュアリーブランドとは異なるブランドです。主に、取り扱っているダイヤモンドの品質やカッティング技術が高いメーカーなどで、知る人ぞ知るブランドと言えます。

特筆すべきは、1位にランキングされているトルコウスキーというブランドで、日本ではエクセルコダイヤモンドとして知られています。ほかに、5位でランクインしているラザールダイヤモンドも、日本では高品質のダイヤモンドを扱うブランドとして人気です。
いずれも、日本においてはラグジュアリーブランドのような知名度はありませんが、純粋にダイヤモンドの品質で評価されている、信頼できるブランドと言えます。また、高級ブランドに比べると品質の良さの割にリーズナブルな価格設定で、コスパが良いのも特徴です。

Top 10 Diamond Brands
  • 1位 Tolkowsky(エクセルコダイヤモンド)
  • 2位 Lucida
  • 3位 Leo
  • 4位 Botswana
  • 5位 Lazare(ラザールダイヤモンド)
  • 6位 Crisscut
  • 7位 Hearts on Fire
  • 8位 Lili
  • 9位 Canadian
  • 10位 Cento

ジュエリーブランドとして著名なブランド10選

いわゆるトップジュエラーとして人気の高いブランドがラインナップされているのが、トップ10ジュエリーブランド・プレミアムラグジュアリーのランキングです。 1位のグラフは1960年にロンドンで創業した比較的新しいブランドですが、ラグジュアリーな大粒ダイヤモンドを使ったリングで日本でも人気が高まっています。カルティエやハリー・ウィンストン、ショパールやピアジェなど、パリやニューヨークの老舗がランクインしており、日本においても店舗を展開し憧れの存在となっているブランドばかりです。

Top 10 Jewelry Brands - Premium Luxury
  • 1位 Graff(グラフ)
  • 2位 Cartier(カルティエ)
  • 3位 Harry Winston(ハリー・ウィンストン)
  • 4位 Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)
  • 5位 Chopard(ショパール)
  • 6位 Fred Leighton(フレッド レイトン)
  • 7位 Piaget(ピアジェ)
  • 8位 Boucheron(ブシュロン)
  • 9位 Bvlguri(ブルガリ)
  • 10位 David Webb(デイビッド・ウェッブ)

鑑定書の読み取り方マニュアル

宝石と分類されるような石だけではなくすべての鉱石に関して、その成分を分析し内容を証明する鑑別書を発行することができます。宝石の中でも特に人気の高いダイヤモンドには、鑑別書のほかに独自の鑑定書(ダイヤモンド グレーディング レポート)を発行することができ、その石に関する情報が事細かに記載され品質を保証するものとして重視されます。
ダイヤモンドを購入する際に必ずチェックしなければならない鑑定書について、どんなことが記されているのか、その読み取り方のコツなどを伝授します。

※鑑定書と鑑別書の違いってなに?

ダイヤモンドやそのほかの宝石にまつわる証明書としてよく耳にするのは、「鑑定書」と「鑑別書」という言葉ではないでしょうか。
鑑定書はダイヤモンド・グレーディング・レポートと言われ、ダイヤモンドの4Cのグレードに関する情報が記載された証明書で、ダイヤモンドでしか発行されないものです。
鑑別書の方は、ダイヤモンドだけではなくすべての宝石、鉱物の素材を調査した結果を記すもので、ルビーやサファイアなどの宝石に付属する証明書は、この鑑別書となります。すなわち、ダイヤモンドは鑑定書と鑑別書の両方を発行することができるというわけです。

鑑定書を発行する鑑定機関がいくつかある

ダイヤモンドの鑑定書は、鑑定して欲しい石を発行機関へ持ち込んで依頼すれば発行することができます。実は発行する機関はいくつもあり、それぞれの鑑定内容に特徴があります。また、1種類の鑑定書だけが付属する石もあれば、2〜3種類の鑑定書が付いている石もあるのです。鑑定書はどのような機関から発行され、どんな特徴があるのかを紹介しましょう。

世界と日本の主な鑑定機関

世界で販売されているダイヤモンドの多くは、以下のような機関による鑑定書で品質が保証されています。

<世界的な発行機関>
  • GIA(Gemological Institute of America)
    ダイヤモンドの鑑定基準となる4Cを考案した、アメリカのダイヤモンド鑑定機関。最も厳しい基準を持つとも言われています。GIAの試験に合格した鑑定士にはGIA-GG(Graduated Gemologist)というスペシャリスト資格が与えられ、世界中で活躍しています。
  • HRD(Hoge Raad voor Diamont)
    ダイヤモンドの4大市場のひとつベルギーの鑑定機関で、4カ所のダイヤモンド取引所を総括しています。詳細な鑑定項目を設けていることが特徴です。
  • EGL(European Gemological Laboratory)
    ヨーロッパのダイヤモンドを鑑定する機関ですが、ファンシーカラーなど近年多くみられるようになってきたカラーダイヤモンドに関する鑑定が得意です。
<日本の発行機関>
  • 中央宝石研究所
    HRDと提携する日本国内で最大の鑑定機関です。国内で流通しているほとんどのダイヤモンドはこの機関によって分析され、鑑定が行われています。
  • GIAジャパン
    アメリカの鑑定機関GIAの日本支部。厳正な鑑定機関として信頼されています。

鑑定書に書かれていることとは

発行した機関によって記載されている項目は若干異なりますが、以下のような情報が記されています。

  • 形状とカット(Shape and Cutting Style)
  • 寸法(Measurements)
  • カラット(Carat Weight)
  • カラー(Color Grade)
  • 透明度(Clarity Grade)
  • カットの等級(Cut Grade)※ラウンドブリリアントカットのみ
  • 研磨状態(Polish)
  • 対称性(Symmetry)
  • 蛍光性(Fluorescence)

よく言われる4Cのほかにも、対称性や蛍光性など確認すべきポイントがあります。また、最近よく知られるようになってきたH&C(ハート&キューピッド)は店頭でスコープなどを使って実物を確認させてくれる場合もあるので、しっかりチェックしましょう。

4Cの読み取り方のコツ

4Cとは、カットとカラー、カラット、クラリティの4つの要素のこと。 このうち、カラットやカラーに関しては、石そのものの品質や大きさに関する要素なので、自分好みの色や大きさのものを選ぶべきでしょう。
クラリティについては、石の内部に含まれているインクルージョンや、外部の特徴などについて、鑑定書には「プロット」として記されています。中央宝石研究所やGIAの鑑定書には、石のイラスト上にインクルージョンは赤インク、表面の特徴は緑インクで位置が示され、必要外にカットされた面は黒インクで図示されていますので、鑑定書と実物を見比べながら確認しましょう。

人の技術によって良し悪しが出やすいカットに関しては、全体的なバランスや研磨の状態を自動計測または目視で確認した、カットグレードの項目を参考にします。

カットのグレードはExcellent、Very Good、Good、Fair、Poorの5段階で評価されるのが通例でしたが、最近ではGIAの新しいカットグレーディングシステムのように、5段階にプラスしてH&C(ハート&キューピッド)や3Excellent(トリプルエクセレント)などの要素が加わり7段階で評価される場合もあります。いずれにしても、エクセレントとグッドなどをスコープで見比べると素人でもわかるほどに違いが歴然としていますし、輝きにも差がでてきます。鑑定書と実物とをじっくり見て、最も熟考すべき項目はカットであると言えるでしょう。
ちなみに、カットグレードの記載があるのはラウンドブリリアントカットのみですので、その他のシェイプの場合はスコープなどを使って肉眼で確かめるのが最も有効な手段です。

4C以外の要素・蛍光性について

4C以外に注目すべきポイントとして、蛍光性などが挙げられます。 天然ダイヤモンドの中には、石の性質によって紫外線に対して反応するものがあり、ブルーやイエローなどのカラーが現れます。蛍光性は、その度合いによってNone(無し)、Faint(弱い)、Medium(中)、Strong(鮮やか)、Very Strong(かなり鮮やか)の5段階に分けられ、品質には特に問題はありません。天然ダイヤモンドの2割から3割に蛍光性が認められると言われていて、蛍光性のあるもののうち9割がブルーの蛍光色となっています。

蛍光性が価格に影響を及ぼすことはないとされていますが、ヨーロッパの一部では強い蛍光性が好まれない地域がありますし、日本では同じグレードの石であれば、蛍光性がStrongやMediumのものは価格が下がる傾向があると言われています。

カットの美しさを示す3ExcellentとH&Cって?

GIAの新しいカットグレーディングシステムでは、最高ランクにあたるものは「3Excellent H&C(トリプルエクセレント ハート&キューピッド)」と表記されます。これはどういう意味なのでしょうか。
カットのグレードは、プロポーションと目視した要素の総合評価でExcellentからPoorまでの5段階に決まりますが、その総合評価と併記されるのがポリッシュ(研磨状態)とシンメトリー(対称性)の評価です。3Excellentとは、この3項目すべてで最高のエクセレントと評価されたもののことを言います。例えば、ポリッシュやシンメトリーのどちらかがVery Good評価の場合は、総合評価がExcellentであっても3Excellentとはならず、ノーマルExcellentまたはExcellent H&Cとなるわけです。

また、H&C(ハート&キューピッド)とは、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドを特殊な条件で撮影すると、シンメトリーな矢のような模様とハート模様が見られる現象のことを言います。プロポーションとシンメトリーが優れた石にしか見られないので、カットの正確性を判断するための基準となっています。

最近はH&Cの認知度が上がっていて、様々なショップでH&Cを売りにしたダイヤモンドジュエリーを販売していますが、厳密にH&Cと証明するためには、CGLやAGTなどの鑑定機関による専門の鑑定が必要となります。実際、GIAではH&Cの鑑定を行っておらず、GIAのカットグレードでH&Cと記載されていても正式にH&Cと評価されることはなく、CGLやAGTなど別の鑑定機関でH&C鑑定を受け、証明書が付属されていなければ認められません。ショップ独自の判断でH&Cと謳い、販売している石も多いので注意が必要です。

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